経営監視Vol.33「11月7日第2回講演会開催、18日第51回団交実施」

朝日新聞を調査報道する――

労働組合「朝日新聞再生機構」機関誌
経営監視Vol.33「11月7日第2回講演会開催、18日第51回団交実施」

 

 11月7日は予定通り部数問題シンポジウムを行いました。社外の会議室で行われたので、社員のみならず販売店所長のリアル参加もあり、その日の朝刊の残紙600部(一店分の一部、添付写真)を持ち込み、残紙の実感を聴講者に訴えることができました。この模様はいずれダイジェスト版を公開する予定です。

 最近のABC部数(公式に発表されている発行部数)によれば、朝日新聞の部数はこれまでのペース以上に減っています。この部数激減は本社が言う「予備紙」(販売店は必要以上の予備紙を「残紙」と呼んでいます)の解消によるものが多いと残紙を整理した所長は語っていますが、表示した講演会当日の残紙の写真は、それでもなお残紙は数多く販売店に存在していることを意味しています。こういった無駄な「残紙」を根絶しない限り、新聞社の改革は中途半端なものに終わると当組合は考えています。

 一方、11月18日には希望退職制度に関する一組合員に対する面談について、団交を行いました。当組合はたとえ一人についての問題でも、社員全体の問題につながるものであれば、会社と交渉することを厭いません。


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